注文住宅を新築するなら今 2023年11月

こんにちは
宇治市で注文住宅、リノベーションを手掛ける工務店
株式会社stats living company の井上です。

本日のテーマは「注文住宅を新築するなら今」です。
タイトルの後ろに2023年11月と書いてあるのは、現在の相場観から考えられるパターンや私の考えをお伝えしたいという思いからです。
その理由を細かく説明していきたいと思いますので、できれば最後まで読んでください。建設業界の最新の情報もお話ししていきたいので、お付き合いください。

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「注文住宅を新築するのは今」って、めちゃくちゃ煽っているのかな?と思われている方も少なくないと思いますが、これ、21年間この業界で仕事をしてきた経験からお話しする「本音」です。「注文住宅を新築するのは今」その理由をお話ししていきたいと思います。

なぜ注文住宅を新築するのは今なのか?

建築資材の値上げが決定されたから

2023年10月から、ユニットバスや洗面化粧台といった水回り関係の商品が値上がりしました。
つい、この間のお話しですね。しかし、超大手の建材メーカー、誰もが知っている企業LIXILが今週発表した情報によると、来春、2024年4月に、また値上げすると発表されました。つい、この間値上げしたよな?というのが、一番最初に感じた印象でした。ですが、誰もが知っている大企業、コストダウンに関しては、日ごろから大変な努力をされているでしょうし、苦渋の決断だったでしょう。
世界的に見ても、社会情勢の不安から電気料金や原油価格の高騰に歯止めがかからないからでしょう。
海外で作った商品を船で運ぶコストも上昇するし、そもそも原油から作られている部品についても、原油価格が上がったら絶対に値上がりしますよね。
今週、LIXILから値上げの発表がありましたから、他のメーカーも続けて発表してくるでしょうね。どのメーカーも日頃からコストダウンのために努力している結果、こうなっているのですから仕方ありませんが、「どうにかしてくれ」というのが私の本音です。

住宅ローン金利上昇が決定的になったから

注文住宅を新築しようと検討されている方はご存知だと思いますが、先日、日銀が長期金利「1%超」を容認する旨を発表しましたね。
これは、フラット35などの「固定金利が上昇するのは間違いない」ということですね。実際に2年前と比べてみても0.7%上昇しています。
フラット35の住宅ローン金利は、現在、1.8%程度で落ち着いていましたが、これ以上になることは確定しました。
では、金利が上昇したら、実際の返済金額はどうなるのか?3000万円借り入れしたパターンでシュミレーションしてみましょう。

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こんなもの見せられたら...嫌な気持ちになりますよね?ですが事実です。2年前と比べても354万円、返済総額に違いが出ることがわかりましたね。アメリカの金利上昇の部分なんて、とてもリアルです。ですが、日本のバブル時期の住宅ローン金利をご存じでしょうか?答を言ってしまうと、最低金利でも6.9%でした。驚愕です。。。そして、3000万円借り入れした場合の返済総額は。。。言ってもいいのかな?って思いますが、ここまで言ったら言わないと納得していただけませんよね?
いきます。。。7440万円です。
ビックリだと思いますが、これも事実です。

それから、韓国の変動金利についてもお話しましたが、長期金利の上昇→固定金利が上昇です。短期金利の上昇→変動金利が上昇なので、注文住宅を新築する時、変動金利なら大丈夫でしょ?金利も安いし、と思われている方もたくさんおられると思います。ですが、長期金利に引っ張られて短期金利も上昇していくと考えるのが自然です。現在の変動金利は0.8%程度ですが、仮に2%上昇すると2.8%。金利が1%上昇すると、どうなるかは想像できますよね?


今後どうすればいいのか?

ここまでのお話、大変嫌な思いをされたでしょう。

「注文住宅を新築するなんて無理?」
「中古住宅を買ってリノベーション?」
「そもそも家なんて買えない?」

こう考える方も少なくないでしょう。
こちらについても説明していきたいと思います。
まず

そもそも家なんて買えない?

住宅ローンを組むときに入れる団体信用生命保険、通称団信をご存じでしょうか?
一言で言うと、「ガンになったら、そこからの住宅ローンは支払わなくていい」というものです。他の生活習慣病についても金利を少し上乗せするとオプションで付けられます。病気になった、その時点でローン支払いを免除され、あなたの財産となります。ご家族の将来への不安も和らぐでしょう。

ずっと賃貸だったら。。。あなたの家族はずっと家賃を支払わなければいけません。

中古住宅を買ってリノベーション?

若く、これから40年~50年、そこで暮らそうという方はやめたほうがいいと思います。
理由は、パット見がキレイになっても築年数は変わらないからです。転職やたくさんの子宝に恵まれた、今の家では小さいな、そもそも別の場所に引っ越そう、となったら売却しますよね?中古住宅を売買する時、築25年を過ぎると建物の資産価値はゼロになると言われています。土地の価格だけ、リノベーション費用については厳しい査定になるでしょう。やめたほうがいいというのは、このような理由からです。

注文住宅を新築するなんて無理?

そんなことはありません。
しっかりした資金計画を組んで、できれば建材の値上がり前に注文住宅を新築できれば、住宅ローン金利もそこまで上がってないはずなので。
他の業界関係者も、ただ売りたいから言っているのではなく、あなたのためと思って言っているのだと思います。
例えば、これから10年間ほど注文住宅を新築することが非常に難しい時代が来たとしたら。。。現在27歳の方は、またチャンスがあるでしょう。ですが、10年後、47歳になっていたとしたら。。。注文住宅を新築することを諦めてしまう方が多いでしょうね。

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まとめ

無理のない範囲で、できるだけ早く注文住宅を新築しましょう

将来をよく考えて無理のない資金計画を組みましょう

悩む前にプロに相談しよう

注文住宅を新築しようとお考えなら、すぐにテーブルにのせるべきです。お話した通り、材料の値上げや金利の上昇前に動いてください。
住宅ローンを絶対に返すことができるのか?それは35年後にしか分からないことです。正直、他の誰でもそうなんだと思います。勤めている会社が倒産した。自営業の方も同じです。みんな、未来を信じて今を頑張るために買われているのです。もう悩むだけというのは、やめにしましょう!是非、プロに相談してください。

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ここまでのお話を聞いていただけたら、なぜ「注文住宅を新築するなら今」なのか理解していただけたと思います。
「まだ、ちょっとわからない」という方は、お気軽にご相談ください。

なかなかの長文でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたが注文住宅を新築されることの成功を祈っています。
では
本日はこのあたりで


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