リノベーションにかかる費用と費用を抑えるコツ
おはようございます
宇治市で注文住宅とリノベーションを手掛ける工務店
株式会社 stats living company の井上です。
本日のテーマは
「リノベーションにかかる費用と費用を抑えるコツ」です。
家が古くなってきて生活しにくくなってきた。思い出の場所だから、ずっとここに住み続けたいと思っているけど、もう少し快適に暮らせないかな?
そんな時に是非、検討していただきたいのがリノベーションです。近年、よく耳にするのでご存じの方もたくさんおられると思います。
ただ...どれくらいの費用がかかるんだろう?という悩みと疑問をお持ちでしょう。どれくらい工事期間が必要なんだろう?これよりも費用の方が気になりますよね?では、リノベーションの費用がどれくらいかかるのか、平屋、2階建て、タイプに分けて解説していきたいと思います。これからリノベーションを検討しようとされている方は参考にしてみてください。
リノベーション費用、どれくらいかかる?
過去のブログでもご説明しているのですが、リフォームは古くなった部分を修繕して新築の状態に近づけることが目的です。対してリノベーションは住まいの価値を高めるというのが目的です。では、リノベーションをして、どれくらい価値を高めるのか?というのがポイントになってきます。タイプ別に見ていきましょう。
ケース1 平屋のリノベーション
平屋をリノベーション場合、内装工事だけなら500万円以内の費用で済むのが一般的ですね。ただ、大きく間取りを変更したり、耐震性を高めたり、さらに外装もリニューアルするといった、フルリノベーションになってくると1500万円程度はかかるでしょう。
フルリノベーション...費用はかかりますが、梁を見せた勾配天井にしたり、スキップフロアを増設したり、できることの幅が広がるので、満足度は非常に高いでしょう。
ケース2 2階建てのリノベーション
2階建ての住宅をリノベーションする場合、内装工事だけなら600万円~700万円程度といったところでしょうか?ですが、やっぱり人気が高いのはフルリノベーションです。家族構成に合わせた間取りの変更も自由度が高まりますし、耐震性能や断熱性能も高めることも可能になってきます。さらに外装もリニューアルとなってくると2000万円程度はかかると思われます。建物の高さがある分、施工面積や仕事が増えるので平屋をリノベーションするのと比べると、リノベーション費用は増加します。
ケース3 中古マンションのリノベーション
中古マンションをリノベーションする場合は、平屋リノベーション、2階建てリノベーション、先にあげた2つのケースと比べるとリノベーション費用は非常に安く済みます。なぜなのでしょう?理由は外壁、バルコニーといった共用部分は工事の対象にならず、内装工事のみとなるからです。外壁はさわれないので窓の変更は×。ですが、既存の窓を利用して新しい窓の枠を取り付け、リニューアルするカバー工法という方法で窓を刷新し、内窓を増設すれば断熱性能も高まり、快適性が向上するでしょう。具体的な費用としては300万円程度からというのが一般的。仮に、1000万円近くを投じると、かなりゴージャスな内装に仕上がる事でしょう。
タイプ別にリノベーションにかかる費用について、ざっと説明してきましたのでご理解いただけたと思います。ここからは、リノベーションにかかる費用をなるべく抑えたいという方にアドバイスができればと思います。
リノベーションにかかる費用を抑えるコツ
特にお金をかけたいところを明確にする
特にお金をかけるところを明確にするというのは、床材、壁材、天井材、他にもキッチンやユニットバス、トイレなどを選んでいく時に、例えば全て高級材を使用したとしたら、絶対にリノベーション費用が高くなりますよね?ですから、最初に今回のリノベーションはいくらまでと出してもいい金額を明確に決めてください。でないと、これもいい、あれもいいとリノベーション費用はかさんでいきます。例えば、個性的なフローリング材とお風呂にお金をかけて、他の部分はそこそこのモノでいいとか、そうすることによってリノベーションにかかる費用を抑えていきましょう。
次は、これとは違う方法をご紹介します。
リノベーション業者と上手く交渉する
あなたが、信頼できるリノベーション業者があればいいのですが、ないという前提でアドバイスしますね!
まずは、あなたのお知り合いの中に建設業界の方がいなかったか思い出してみてください。もし、おられなかったら仕方ないのですが、知り合いからのご紹介で1社目をピックアップしてください。それから、あともう1社ネットやチラシでピックアップしてください。ポイントは、信頼できるリノベーション業者を知らないなら、必ず相見積もりを取るということです。リノベーション業者もたくさんあって、各々のストロングポイントがあると思います。もともと塗装職人だった方が作った会社なら外壁塗装が上手くて安いなど。それから、これは何か買うときの鉄則ですが、相手が買って欲しいタイミングで買い物をすると安く買えますよね?このようなもので、リノベーション業者が2か月後に工事して欲しいと思っていたら...待てるなら2か月後に工事してあげてください。というのも、昔と比べ職人さんが減っています。無理やり職人さんを手配しようとすると、高くついた上に腕のいい職人さんが来てくれないかもしれません。これに対し、余裕を持って打合せをし、工事期間にもゆとりをもって対応してあげれば、ディスカウントかアップグレードが期待できるでしょう。
出来るところは楽しくⅮⅠYする
例えば、ウッドデッキやリビング壁のアクセントに使用した木材の塗装を家族でするなど、プロが塗装した方がきれいだけど、不慣れな家族で塗装したら味があるし、思い出にもなりますね。なんだったら、リビングの壁に木材を張ったりもしてみては?天井は少し難しいし、体力的にもつらいのでオススメしませんが、壁に木材を張ったり、デコったり、家族の楽しい思い出になると思います。
まとめ
リノベーションにかかる費用は、500万円~2000万円程度と、かなりのバラつきがあると理解していただけたと思います。大切なことは、どれくらいの金額をかけて、どれくらいの期間、どれくらい快適に暮らしたいか?ということです。話上手な営業マンと話していたら、あれもこれもと思ってしまうかもしれません。ですが、どうかブレないでください。あなたが、どんな暮らしをしたいのか?リノベーション工事の打合せの際に迷って分からなくなったら思い出してください。2000万円出してフルリノベーションなら...建て替えも視野に入ってくる金額ですから。
私たち、株式会社 stats living company では、リノベーションのご相談も受付中です。家づくりでお悩みの方は当社の家づくり無料相談会をご利用ください。あなたにピッタリのご提案をさせていただきます。
では
本日はこのあたりで
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。