注文住宅だからできる「猫と暮らす家づくり」
こんにちは。
宇治市・城陽市・京田辺市を中心に注文住宅とリノベーションを手掛ける工務店
株式会社 stats living company の井上です。
愛猫との快適な暮らしのため、家づくりをお考えの方!
スタッツでは「注文住宅で実現する猫との幸せな暮らし」をテーマに、猫の健康や快適さを考えた家づくりに取り組んでいます。
今回は、猫がストレスを感じずに暮らせる間取りや、猫と共に楽しめる工夫がたくさん詰まった理想の注文住宅を作るためのポイントをご紹介します。
猫と暮らす家の間取りのポイント
猫と一緒に快適に過ごすためには、家の間取りにも工夫が必要です。
工夫するポイントは5つ。順に紹介していきますね。
上下運動ができるキャットウォークの設置
猫は高いところが大好き。高いところは見晴らしがよく外敵に見つかりにくい、猫にとって安全で安心な場所だからです。
そこで、間取りの工夫として取り入れたいのは「キャットウォーク」。
キャットウォークは猫が自由に部屋の上を移動できるような構造物で、1日を家の中で過ごす猫にとって貴重な運動スペースとなります。
このようなキャットウォークを設置することで、猫は好奇心を満たしたり、ストレスを解消したりすることができるんですね。
キャットウォークは壁面に取り付けるタイプや天井に取り付けるタイプなど様々なタイプがあり、家のデザインや猫ちゃんの性格に合わせて選べます。吹き抜けの梁をキャットウォークとして利用する方もいらっしゃいますよ。
設置の際には猫の安全を考慮し、しっかりと固定することが重要です。また、猫が好む高い場所や日当たりの良い場所に設置することで、より喜んで利用くれるでしょう。
猫トイレの配置と掃除のしやすさ
猫トイレは設置場所が重要です。
猫トイレは、部屋の片隅や人が頻繁に通る場所ではなく、猫がプライバシーを守れる静かな場所に設置してあげましょう。においがこもらない風通しのいい場所がいいですね。
かといって、飼い主さんが排泄に気づいてあげられない場所はNGです。猫はキレイ好きの子が多いといわれています。トイレ周辺は掃除しやすいように考えてあげましょう。
注文住宅なら、人用トイレの中に猫トイレを設置することもできます。
・トイレの扉に猫用ドアをつける
・トイレ内に猫トイレのスペースをとる
・猫砂などを収納できるスペースをトイレ内につくる
・換気扇の位置を変更する
など工夫すると、飼い主さんも猫ちゃんも快適に過ごせるトイレになりますよ。
間取りプランを考えるときに、一緒に考えていきましょう。
日向ぼっこスペースの確保
猫は日光を浴びて、体を温めたりリラックスしたりすることが大好きです。家の中で猫が日向ぼっこできるスペースを設けてあげましょう。
日向ぼっこスペースは、窓際にキャットタワーやカウチを配置するなどして、猫が自由に利用できるようにするのが良いでしょう。また、中庭がある間取りもおすすめですよ。
爪とぎ場所の用意
猫が爪とぎをするための場所も、忘れてはいけませんね。
爪とぎは猫にとってストレス解消や爪の手入れに必要な行動であり、それを制限すると「こんなところで爪とぎしちゃってる...」なんてことも起こりえます。
爪とぎ場所として、キャットタワーや爪とぎ用のマットなど、様々な選択肢があります。
猫ちゃんの性格に合わせて、家の中に複数設置してあげてください。爪とぎは場所を取りますので、間取りプラン時に考えておきましょう。
ペットフードの保管スペース
猫と一緒に暮らす中で、欠かすことのできないペットフード。「かさ張るので、収納場所を作りたい」というお声をいただきます。
ペットフードはパントリーに保管したい方もいらっしゃれば、イタズラ防止のためにキッチンの引き出し収納に保管したい方など、皆さん様々な思いがありますね。
どのくらいずつ使うのか、ストックの保管個数などを考えた上で、最適な保管スペースを考えましょう。こちらも、間取りプランを検討する際に、合わせて検討しておきたいポイントです。
危険な場所には立ち入れないようにする
猫にとって危険な場所は柵をつける・ドアを閉めるなどして、猫が立ち入れないように間取りを工夫をしましょう。
例えば、火を使うキッチン。注文住宅なら、壁で仕切られた独立型のキッチンを選ぶこともできます。対面型のキッチンでも工夫次第です。リビングとキッチンを室内窓で仕切れば、お料理中もリビングの様子を確認できます。
猫と暮らす家の注意点
間取りの工夫以外にも、猫と快適に暮らすための家づくりのポイントがあります。
におい対策と換気計画
猫に限らず、ペットと暮らす家づくりにおいて「におい対策」は重要なポイントです。
猫の食事やトイレなどから発生するにおいを考慮し、換気設備や住宅設備を工夫しましょう。ペット用のクロスを選ぶ・猫トイレスペースに換気扇を設置するなど、においがしみつかない素材・残らない仕組みを採用することが大切です。
床材の選び方
ツルツルと滑るフローリングは、猫の脚に負担がかかってしまうことも。
猫と暮らす家の床材を選ぶ際には、滑りにくく弾力のある床を選びましょう。最近ではペット用フローリングもあります。ぜひご相談ください。
脱走防止策
猫は好奇心旺盛で、家の外に興味を持ちますが、外での危険やリスクを考えると外出させるわけにはいきません。脱走防止策をしっかりと考えておく必要があります。
窓やドアに網戸を取り付ける、ベランダの隙間から出られないように柵をするなどして、誤って外に出てしまわないよう工夫しておきましょう。
愛猫を暑さ寒さから守るために
日本の夏の暑さは年々厳しくなっており、暑さ対策としてエアコンは必要不可欠です。また冬の寒さについても、猫種によって異なる点はありますが、エアコンで調整が必要になります。
1日の中で寒暖差が大きくならないように、室温をキープしてあげましょう。
そこで気になるのは、エアコンをつけっぱなしにすることによる電気料金ではないでしょうか?実は、電気料金は「建てた家の性能で大きく変わる」ものなんです。
例えば、スタッツの注文住宅なら国が推進する「ZEH(ゼッチ)水準」を遥かに上回る高性能住宅なので、今までの住宅と比較すると50年で600万円も電気料金が安くなります。優れた断熱性能を持つ高性能住宅なら、これだけ電気料金が下がるんです。
家づくりというと、つい建物価格ばかりに目が行きがちですが、大切なのは電気料金も含めたトータルコストです。注文住宅だからこそ、性能にこだわった愛猫にも家族にもやさしい高性能住宅を選ぶようにしましょう。
↓電気料金については、こちらで詳しく解説しています↓
猫と暮らす家の実例紹介
ここからは猫と暮らす家の実例を紹介します。猫との理想の暮らしを叶えるために、家づくりの事例を参考にしてみてください。
実例1: 吹き抜けを利用したキャットウォークがある家
吹き抜けの梁を使ったキャットウォークがある家です。
大きな窓は猫ちゃん日向ぼっこにもピッタリ。吹き抜けの開放感がたっぷり味わえる住まいです。
実例2: 猫壁(にゃんぺき)の家
実例2では、LIXILの猫壁(にゃんぺき)の家を紹介します。
猫壁はマグネット脱着式のキャットウォークです。 取り付け位置を簡単に変更できるので、愛猫の年齢や性格に合わせて自由にアレンジできます。
特別なスペースを取らなくても壁の一面を使うだけで、手軽にすっきりとキャットウォークを設置できます。
まとめ
今回は猫と共に快適に暮らすための理想の家づくり、最適な注文住宅を実現するポイントを紹介しました。
猫と共に暮らすための快適な家づくりは、様々な工夫が必要です。建売住宅では叶わない部分も、注文住宅なら実現できます。
高性能な注文住宅を建てる工務店、スタッツリビングカンパニーなら、愛猫との理想の暮らしを実現できる力があります。ぜひお気軽にご相談ください。